島食探訪記

【島食探訪記2】五島手延べうどん 藪ノ椿(東京都目黒区青葉台)

   長崎港から西に100kmの距離にあり、大小あわせて140あまりの島々からなる五島列島、その北東端の中通島とその南西の若松島を主な町域とする上五島町。そんな上五島町の食材を使った五島うどんのお店が3月25日中目黒にオープンいたしました!「五島手延べうどん 藪ノ椿」さんは、お昼はあご(飛魚)でとった出汁のうどんの他、上五島の食材を使用した定食を、夜は上五島の特産品を使った料理・おつまみ・地酒も楽しめるうどん居酒屋です。

訪問日時:2017.3.26(日)

 

2島目 五島手延べうどん 藪ノ椿(東京都目黒区青葉台)

 

   オープンしたてということもあり、たくさんの開店祝いのお花が並んでいました。中に入ると活気のある店員さん方がお出迎え。お店の中は入って右手側は厨房を望めるカウンター、左手と奥にはテーブル席が並び、途中ガラス戸を挟んで奥にも座席があるようでした。ガラス戸向こうの席は場合によっては貸し切れそうな感じでしたが、まだ開店したてという事で今はスタッフの荷物置き場になっているようでした。 

 

   奥の席に通され、まずはドリンクをとメニューを見ると謎のメニュー”バンザイサイダー“の文字が、、、これはなんなのか店員さんに聞いてみると「長崎では有名な普通のサイダーです。ちょっと甘いですね」とのこと。

 

   確かに見た感じは普通なサイダーですが、よくある露天のサイダーに比べると確かに甘さが強かったです。ほんのりマンゴーの味わいで僕は結構好みの味でした(しかし、どこがバンザイなのかは謎のままです、、、)。相方はやはり島の名物である上五島の芋焼酎”五島灘“。芋は独特の匂いがある事があるので、人によっては飲みにくいですが、”五島灘”は口当たりがよくとても飲みやすい芋焼酎でした。

 

   メインの手延べうどんは最後に注文するとして、店員さんにお勧めを色々とお聞きしました。その中で気になった料理はというと、、、
◎ かんころ餅の揚げ出し ◎

   長崎地方ではおやつと言ったらこれ!の定番かんころ餅。さつまいもを薄く切り湯がいて天日に干したもの(甘古呂)と餅を一緒に付き合わせたものだそう。藪ノ椿さんで出すかんころ餅の揚げ出しは、餅は甘く出汁と合わさってなんとも言えない美味しさでした。これなら何杯でも食べてしまいそう(笑)島日より、旅日よりスタッフ一押しのサイドメニューはこれですね。

◎ 干し大根のきんぴら ◎

   五島の家庭の味といえば、切り干し大根。冬空の下、一週間以上天日干しすれば甘みも栄養価も増した切り干し大根の出来上がり♪甘辛のタレに絡めてゴマをまぶしたこの一品、お酒によく合います。

 

   刺身はアゴ出汁醤油というものが置かれており、お刺身を食べる際にはそちらを合わせるのが五島流。あごだしとはトビウオからとった出汁の事を言い、かつおぶしに比べると、上品な味とコクが特徴です。トビウオは、海面よりも上を飛ぶため運動量が多く、ほかの魚に比べると脂肪分が少ない分青臭さがそれほどないそうです。
◎ 金太郎マグロ ◎
◎ あご出汁醤油 ◎
   ちなみに、金太郎マグロというのは、

   五島列島は初夏になると、沖縄・南西諸島で産まれた黒マグロの幼魚が、東シナ海を北上して五島灘にやってきます。早朝、漁師はこぞって船を漁場へ走らせ黒いダイヤとも言われるデリケートなマグロの幼魚(200g)を一尾ずつ丁寧に釣り上げ輸送専用の生け簀でマグロ養殖場へと持ち帰り、約3年から4年の時間をかけて50kgサイズ以上に成長させ出荷します。養殖場は年間の海水温度の推移もマグロの肉質向上に適しています。金太郎まぐろは五島の恵まれた環境と育成ステージ毎の餌の組み合わせにこだわり、幼魚の採捕から出荷まで一貫育成を五島列島で行っています。 「金太郎まぐろ」の名前の由来は、「どこを切っても美味しい身が出てくる」と言われていることから、金太郎飴にちなんで名付けられました。

出典:有限会社 徳丸

   とのこと。養殖マグロとしては、施設で人工孵化し育てまた産卵させ育てる・・・・のサイクルを実現した近畿大学の完全養殖マグロが有名ですが、味は金太郎マグロのほうが美味しいとのこと。大トロとまではいかなくても適度な甘みがあって滑らかな舌触りでした。

 

   五島のアゴ出汁入り餃子以外にも、白・緑・黒と椿のようなころっと丸い3色の餃子もあります。こちらの餃子、10個で500円前後+150円でご飯とスープを付けることもでき餃子定食としてもリーズナブル♪餃子好きの方は3色食べ比べてみるのも面白いですよ(^-^)藪ノ椿さんではうどんに合う天ぷらメニューも豊富で、あご出汁醤油・五島の塩、またアゴ出汁スープと3種類の味で味わえます。
◎ 五島のアゴ出汁入り餃子 蒸し ◎
◎ イカ天・ゲソ天 ◎

 

◎ 豊富な餃子メニュー ◎
◎ 五島名物 五島うどん ◎

 

   そしてメインは五島名物の地獄炊きうどん。鍋の中へ麺を投入して4分程ぐつぐつさせたら出来上がり♪これもまたアゴ出汁スープと玉子醤油と2種類の食べ方があるのですが、どちらも美味しいのでお好みで召し上がってください!讃岐うどんのようなこしはありませんが、つるっとした喉越しが癖になります。この喉越し、わざわざ上五島のますだ製麺所さんに特別に作っていただいている「生麺」だからできることだとか。
個人的には、〆の牛しゃぶしゃぶは玉子醤油がおすすめです。牛の脂身と卵の絡みが濃厚でたまりません。
◎ 五島名物の地獄炊きうどん ◎
◎ 玉子醤油 ◎
◎ 牛しゃぶしゃぶ ◎

 

   締めには必ずデザートを食べる僕は塩アイスを最後に注文し、食後にさっぱりとお腹が満たされました。ジャズが流れるゆったりとした島時間の中での食事、、、五島のこだわりが濃縮されたお店の味を是非ご賞味ください!

(文責:ひぐらし)

◎ 五島の塩アイス ◎
◎ 店舗壁の椿 ◎

 

【五島手延うどん 藪ノ椿(やぶつばき)】
営業日 月〜日曜日
営業時間 【ランチ】11:30〜14:30(L.O.14:00)
【ディナー】18:00〜23:00(L.O. 料理 22:00 ドリンク 22:30)
住所 〒153-0042 東京都目黒区青葉台1丁目28−3
電話 03-6303-2450
定休日 無休
席数 70席
アクセス 東急東横線・地下鉄日比谷線「中目黒駅」から徒歩5分
公式サイト 五島手延うどん 藪ノ椿(やぶつばき)
facebookページ 五島手延うどん 藪ノ椿 Facebook

 

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ライター&フォトグラファー。
仕事を辞めて早6年。その日暮らしと学問に精進する毎日。都会の喧騒から離れたくなり鹿児島県屋久島を訪れる。その後何かあると島へ行ってます。カメラはずっとNikonのAPS-Cサイズを愛用。広角寄り。下戸のため食べること専門。
今行きたい島は小笠原諸島

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