2011年(平成23年)3月11日
---東日本大震災---
---東日本大震災---
まだ記憶から風化するには、その被害は甚大で未だに東北3県-岩手県・福島県・宮城県-合わせて3万3748世帯、7万1113人の人がいまだに仮設住宅での生活を余儀なくされています。
未だに震災の傷跡深く、完全復興にはまだまだ時間がかかりますが、離島復興に向け動き出している希望のプロジェクト、《浦戸の花物語》をご紹介させていただきます。
宮城県塩釜市に所属する浦戸諸島もその影響を大きく受けた地域です。
未だに震災の傷跡深く、完全復興にはまだまだ時間がかかりますが、離島復興に向け動き出している希望のプロジェクト、《浦戸の花物語》をご紹介させていただきます。
1.浦戸諸島とは
宮城県塩釜市松島湾の入り口にある、桂島(かつらしま)・野々島(ののしま)・寒風沢島(さぶさわじま)・朴島(ほうじま)の有人島と、馬放島・大森島など多くの無人島からなる島嶼群です。浦戸諸島の多島海美は、日本三景 松島の景観を形作る風光明媚な島々です。
現在、人が住んでいる島は桂島(かつらしま)・野々島(ののしま)・寒風沢島(さぶさわじま)・朴島(ほうじま)4島のみで、どの島も牡蠣の養殖やシラウオ漁などの漁業やラベンダーなどのハーブなどの植栽が主な産業です。
島ごとに特色があり、桂島には鬼討伐の伝説が語り継がれていたり、浦戸諸島のほぼ中心に位置する野々島は、「NPO法人フラワーアイランド野々島」が遊休農地を利用して美しい花の島へと姿を変えつつあります。
島ごとに特色があり、桂島には鬼討伐の伝説が語り継がれていたり、浦戸諸島のほぼ中心に位置する野々島は、「NPO法人フラワーアイランド野々島」が遊休農地を利用して美しい花の島へと姿を変えつつあります。
Link
浦戸諸島
浦戸諸島へは、塩釜市にあるマリンゲート塩釜から渡ることができます。一日5便から8便、塩釜〜朴島まで運行していますが、曜日や時期によって運行しない便もありますので、渡航の際はご確認を。
■マリンゲート塩釜までのアクセス
・仙台駅から塩釜港(マリンゲート塩釜)まで
仙台駅ーー[JR仙石線:普通28分]ーー本塩釜駅ーー[徒歩8分]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
・仙台空港から塩釜港(マリンゲート塩釜)まで
仙台空港ーー[徒歩1分]ーー仙台空港駅ーー[徒歩8分]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
仙台駅ーー[JR仙石線:普通28分]ーー本塩釜駅ーー[徒歩8分]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
・仙台空港から塩釜港(マリンゲート塩釜)まで
仙台空港ーー[徒歩1分]ーー仙台空港駅ーー[徒歩8分]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
■高速道路から塩釜港(マリンゲート塩釜)まで
・東京方面から
東北道自動車道 仙台南JCTーー[仙台南部道路]ーー仙台若林JCTーー[仙台東部道路]ーー仙台港北ICーー[国道45号線:塩釜方面15分]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
・青森方面から
東北道自動車道 富谷JCTーー[仙台北部道路]ーー利府JCTーー[三陸自動車道]ーー利府塩釜IC or 利府中ICーー[塩釜市街]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
東北道自動車道 仙台南JCTーー[仙台南部道路]ーー仙台若林JCTーー[仙台東部道路]ーー仙台港北ICーー[国道45号線:塩釜方面15分]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
・青森方面から
東北道自動車道 富谷JCTーー[仙台北部道路]ーー利府JCTーー[三陸自動車道]ーー利府塩釜IC or 利府中ICーー[塩釜市街]ーーマリンゲート塩釜(1番のりば)
Link
マリンゲート塩釜
■浦戸諸島■
2.浦戸の花物語プロジェクトとは
松島は、浦戸諸島が松島湾の入り口を塞ぐ感じで横たわっているため、比較的震災の被害が少なかった地域と言われています。
しかし、その防波堤の役目を果たした浦戸の島々は、未だその被害から復興はできておらず、陸地に比べて回復の速度が遅いのが現状です。
しかし、その防波堤の役目を果たした浦戸の島々は、未だその被害から復興はできておらず、陸地に比べて回復の速度が遅いのが現状です。
そんな東日本大震災の復興格差を目の当たりにして、浦戸諸島のために微力ながら何かできることはないか?と立ち上げたのが、羽生裕二さん発案によるプロジェクト《浦戸の花物語》です。
《浦戸の花物語》は浦戸諸島の島おこしの一環とともに、雇用創出の活動も含まれています。
発起人の羽生裕二さんは先天性の聴覚障害を持ちながらも、”障害”があることでやりたいことを諦める理由にならないことを証明したいと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
発起人の羽生裕二さんは先天性の聴覚障害を持ちながらも、”障害”があることでやりたいことを諦める理由にならないことを証明したいと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
島にある休耕地を利用して何かできないとかと調べるうちに、フラワーアイランドプロジェクト出会い、島が育むラベンダー、オリーブ、椿、菜の花などの花々を使った商品づくりに行き着いたそうです。
現在、羽生裕二さんは商品の製造に伴い、パッケージデザインや商品企画・製造設備の導入に取り組んでおります。
そのためにある程度の資金が必要となっているのですが、クラウドファンディングで資金を集めているそうです。
そのためにある程度の資金が必要となっているのですが、クラウドファンディングで資金を集めているそうです。
羽生裕二さんの取り組みに共感され、支援したいと思われた方は下記のサイトより是非応援をよろしくお願いいたします!
もし、可能でしたらシェアのほうをしていただけますと嬉しい限りです(^-^)
もし、可能でしたらシェアのほうをしていただけますと嬉しい限りです(^-^)
■浦戸の花物語プロジェクトCFページ■
Link
浦戸の花物語プロジェクト
(文:島日より、旅日より編集部スタッフ一同)
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください。
この記事へのコメントはありません。