東京・竹芝港から向かうは、品川ナンバーの車が行き交う東京都の島々。
伊豆大島を見守る、三原山の火口付近にある三原神社での初詣。
船上での年越し、太平洋を一望出来る場所での初日の出。
伊豆大島を見守る、三原山の火口付近にある三原神社での初詣。
新たな年越しの提案。
(文&写真:島ガールライター JUA)
東京から南へ120㎞。伊豆諸島で最も大きな有人島、伊豆大島。
竹芝港から大型船で約8時間。ジェット船で1時間45分。
竹芝港から大型船で約8時間。ジェット船で1時間45分。
中心には、標高758mの三原山が鎮座。島を彩る、ヤブツバキの群生はもちろん、 日本ジオパークに認定された、活火山が作り出した様々な光景は、自然と大地との関わり方を学べる。
東京都レクリエーション協会が主催する、第60回伊豆大島初日の出のつどい。
大海原の先にはどこからか上がったニューイヤー花火が見えた。船体には、松が施されており、神聖な気持ちになる。
22:00 竹芝港発のさるびあ丸に乗り込む。ツアー参加者は90名ほど。老若男女様々な人々が参加していた。
0:00の年越しのタイミングではゴーという音と共にアナウンスが流れた。
寒空の下ではあったが数グループがデッキで新年を迎えていた。
大海原の先にはどこからか上がったニューイヤー花火が見えた。船体には、松が施されており、神聖な気持ちになる。
伊豆大島に到着し、島の南端に位置する「トウシキキャンプ場」へ移動。
この日はあいにく雲が多めではあったが 水平線から徐々に上がりやがて雲の隙間から顔を出した初日の出に 沢山の人が 笑顔になり シャッターを切っていた。
三原山はもちろんジオパークならではの景観や、太平洋に浮かぶお隣の島 利島や新島、運が良ければ富士山までもが見える、最高のロケーション。
この日はあいにく雲が多めではあったが 水平線から徐々に上がりやがて雲の隙間から顔を出した初日の出に 沢山の人が 笑顔になり シャッターを切っていた。
初日の出とともに現れたであろう年神様へ豊作や幸せを祈り 神聖な気持ちに。
初日の出は様々な場所で拝めるが、離島ならではの景観、空気、素晴らしい場所から1年が始まるという満足感を一度体感して欲しい。
島の方々による明日葉入りの伊勢海老汁や大島牛乳の振る舞いが身も心もあたためてくれた。
次に向かうは、三原山を眺められる温泉宿「大島温泉ホテル」。おせちを頂き、三原山を一望出来る露天風呂で、船旅の疲れを癒す。
そして身体を休めた後いよいよ三原山火口付近にある、三原神社への参拝の為、2時間ほどのハイキング。舗装された道なので普段ハイキングをしない人でも比較的トライしやすい。
31年前の噴火で流れた溶岩がこの神社を避けて流れたそうだ。火口をより間近に見れるお鉢周りも次回来島の際、行いたい。
14:30伊豆大島発のさるびあ丸に乗り込む前に、チェックして欲しいのが、岡田港にある「フルーツファクトリー大屋」のスムージー。
大島産の食材を使っている。
大島産の食材を使っている。
注文後1つ1つ丁寧に作ってくださるのはもちろん、気さくに話しかけてくれるスタッフさんに島の人々のあたたかさを感じる。
テーマパークでカウントダウン、パーティーでカウントダウン、自宅でテレビを見ながらカウントダウン、様々な過ごし方があるが、船上でのカウントダウンはまた違った良さがあり年越しのマンネリ化をした人には特にオススメ。
インスタ映え等ではなく、思わずシャッターを切りたくなる自然が作り出す景色。
船から見えるどこまでも続く海。太平洋を一望出来る場所での初日の出。日本唯一の砂漠がある三原山でのハイキング、三原神社での参拝。
インスタ映え等ではなく、思わずシャッターを切りたくなる自然が作り出す景色。
清々しい気持ちで新年を迎えられた事に喜びを感じた。日帰りでも十分楽しめる伊豆大島は、これからの季節、椿が彩る。
(文&写真:島ガールライター JUA)
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